3人家族の鍋の選び方

3人家族の鍋の選び方
夫婦と子供1人の3人家族に適した鍋の選び方を紹介します。フライパン、両手鍋、片手鍋(スープパン)という基本アイテムは夫婦二人暮らしのときと変わりませんが、新しい小さな家族のために、注ぎ口の付いた小さめの片手鍋(ミルクパン)が新しい基本アイテムとして必要になります。
★フライパン

直径25〜26cmの内面テフロン加工のアルミ製が最適です。テフロン加工でこげ付かないことと軽くて扱いやすいことが、鉄フライパンと比較して優れています。ちなみに、同サイズの鉄フライパンは重量が約1kgになりますが、アルミフライパンは600g程度です。ただし、テフロンの加工面はデリケートですから、取扱説明に従って大切に使いましょう。また、品質の劣るテフロン加工は損傷・剥離しやすいですから、高額でも信頼できるメーカーの製品を選んでください。
★両手鍋

煮物・揚げ物用の定番アイテムです。直径20〜22cmの製品が3人家族に最適です。おしゃれな鋳物ホーロー鍋の人気が高いようですが、かなり重いことが難点です。同様のデザインで仕上げられた製品でも、スチール製のホーロー鍋であれば、20cm径の製品が1kg以下とかなり軽くなります。しかも、人気ブランドの鋳物ホーロー鍋と比べてリーズナブルな価格です。


★片手鍋(スープパン)

少人数分の味噌汁やスープを作るのに適したコンパクトサイズの鍋です。3人家族の場合、直径15〜18cm程度のものが最適です。鍋本体とハンドルの接合部分が緩みやすいですから、その部分の加工を重点的にチェックして選びましょう。
★片手鍋・小(ミルクパン)

ミルクパンとスープパンには、厳密な区別があるわけではありません。それぞれのルーツはともかくとして、実際の製品ではメーカーの開発コンセプトによる名称の違いと言ってよいでしょう。しかし、ミルクパンにはかならず注ぎ口(通常は片口)が付いていることと、スープパンよりもさらに小型の製品のある点が特徴的です。ミルクの温めだけでなく、離乳食を作るのにも適しています。スープパンで兼用することも可能ですが、赤ちゃん専用の鍋として用意した方が便利です。サイズは直径15cm以下が使いやすそうです。