一人暮らしの鍋の選び方

一人暮らしの鍋の選び方
一人暮らしと言っても、食生活が外食中心の人と自炊中心の人とでは、揃えておきたい鍋の種類が違ってきます。食生活のタイプ別に鍋の選び方を紹介します。
★外食や惣菜の購入が中心の人
晩ご飯もほとんど毎日外食し、料理をまったくしないという人でも、何かのときにないと困る最低限の鍋くらい揃えておきたいというときは、フライパンと煮物用の両手鍋(平鍋やシチューパン)の2点があれば良いでしょう。適度な深みのある両手鍋はパスタなどの麺類をゆでたり、レトルトパックを加熱したりするときに便利です。フライパンは目玉焼きや野菜炒めなど簡単な加熱調理に最適ですし、少し深さがあれば煮物にも使えます。どちらも比較的に小さなものを選ぶべきですが、小さ過ぎると使い勝手が悪くなり、用途も限られてしまいます。直径が20cm以上のものを選びましょう。


★自炊生活が中心の人
上で紹介したフライパンと両手鍋のほかに、一人分の味噌汁やスープを作るのに便利な小さめの片手鍋(スープパン)も揃えておきましょう。こちらは、フライパンや両手鍋とは異なり、直径15cm程度の小さなものが最適です。
★ご飯のおいしさにこだわる人
どうしてもテーブルの上が寂しくなる一人暮らしの食卓では、ご飯の存在感が家族の食卓よりも大きくなります。いつも炊き立てのおいしいご飯が食べたいものです。1食分のご飯をジャー炊飯器で炊くと、思うようにおいしく炊けないと感じる自炊派の人は、一人用の土鍋(1合炊きまたは2合炊き)を使ってみると、いつものお米がぐんとおいしくなるかもしれません。一人用の土鍋は比較的に買いやすい価格です。