圧力鍋の重さを比較

圧力鍋の重さを比較
圧力鍋は、加圧調理のときの高い圧力に耐えられるよう、鍋本体も蓋も厚みのあるステンレスやアルミで丈夫に造られています。従って、鋳物ホーロー鍋ほどではありませんが、重量のある鍋の部類に属します。実際にどれほどの重量があるのか、また、メーカーによって重量に差があるのかということを、「圧力鍋の比較・おすすめランキング」のページで紹介したシリット、ティファール、フィスラー3社の製品で検証してみましょう。
■圧力鍋の重量比較
3.85kg 〈シリット〉シラルガン 圧力鍋シコマチック eコントロール4.5 


2.66kg 〈ティファール〉アクティクック プラス 4L 

2.6kg 〈フィスラー〉プレミアム 4.5L 

シリットのシコマチックシリーズは4.5リットルが最大容量ですので、他の2社についても同等または近似する容量の製品をサンプルとしました。


ご覧のように、シリット製品の重さが際立っています。ティファールの容量がシリットより0.5リットル少ないとは言え、シリットが重量級であることは歴然としています。シリットは厚い鉄鍋の内側・外側両方にガラスセラミック融合層を焼き付けた構造をしています。その重さは、厚い鋼板を使っているためなのでしょう。
一方、フィスラー製品は、容量がティファールより0.5リットル多いにもかかわらず、重量はティファール以下です。フィスラーは、アルミをステンレスで挟んだ3層構造の素材を使用しているようですので、軽さの原因は、アルミ素材が含まれているところにあるのでしょう。