鉄フライパンの重さを比較
鉄フライパンは重いのが当たり前、というのは男性中心の料理人の世界でのお話。女性中心の家庭用フライパンでは、ある程度重さを抑えた扱いやすいフライパンが多いと思われます。実際、メーカーも軽量タイプを一般用として製造しているようです。しかし、軽いアルミ製フライパンではなく、鉄フライパンを志向する以上、ある程度重いものでなければその良さを感じることができないかもしれません。
そこで、「鉄フライパンの比較・おすすめランキング」のページで紹介したフライパンの重量をチェックしてみましょう。
■鉄フライパンの重量比較
重量1.7kg〈リバーライト〉極 ザ・オムレツ 26cm
重量1.2kg〈佐藤商事〉柳宗理デザイン 鉄フライパン 25cm
リバーサイド製は、プロも使用する本格的な3.2mm厚とあって、さすがに重量があります。同じリバーサイド製でも、鉄板の肉厚が半分の1.6mm程度の場合は1kg未満の軽いものになりますので、これがいかに重いかが分かります。また、単層のステンレス鋼を使用している柳宗理作品と比較しても同様です。しかし、南部鉄器のオムレツパン21は、リバーサイド製より小さいサイズでありながら、重量はほぼ同じです。鋳鉄のフライパンがもっとも重くなることがよく分かります。