ストウブの鍋を比較|おすすめ人気ランキング|口コミ・レビュー

ストウブの鍋を比較
《機能性で選ばれる ストウブの鋳物ホーロー鍋》
★ピコ・ココット (全7色)
・ラウンド 直径18〜24cm/容量1.7〜3.8L
・オーバル 長径15〜27cm/容量0.6〜3.2L
人気ランキング


★ミニ・ココット (全7色)
・ラウンド 容量0.25L/重量0.7kg
・オーバル 容量0.25L/重量0.8kg
人気ランキング

ストウブは、1974年、フランス北東部のアルザス地方に設立された鋳物鍋を中心とする調理器具のメーカーです。アルザス地方はドイツとの国境地帯にあって、古くから鉄鉱石・石炭の産地であり、近代に入ってからは鉄鋼業が発達しました。そのため、現在はフランス領ですが、17世紀以来、ドイツ(古くは神聖ローマ帝国)との間で何度も併合・割譲をくりかえしてきました。現在でも、ドイツ系住民が人口の大部分を占め、彼らはドイツ語方言のアルザス語を話し、アルザス人と称しています。
そのようなアルザスの地域性によるものでしょうか、ストウブの鋳物ホーロー鍋のデザインには、真面目で質実剛健なドイツ人気質が反映されているように思われます。また、デザインや使いやすさを犠牲にしてでも機能性を追求しようとする真面目な製品開発の姿勢が感じられます。その象徴的な製品が、人気の鋳物ホーロー鍋、ピコ・ココットです。


ピコ・ココットは、一般に重いと言われる鋳物ホーロー鍋の中でも重量級の部類に属します。その重さは、鋳物が肉厚であることの証しです。
重く厚みのある鋳物は蓄熱性がとても高く、いったん調理温度に達した後は、弱火での加熱調理が可能です。鋳物の蓋も重く、材料から発生した蒸気をしっかりと中に閉じ込めます。しかも、蓋の裏側全面にピコと呼ばれる突起がたくさんあり、蓋で結露した水分がピコを伝って材料全体に降り注ぎます。それによって、素材の旨みを含んだ水分を逃すことなく、料理をおいしく仕上げることができるという仕組みです。また、余熱調理はもちろんのこと、野菜を多く使う料理では水をまったく加えない無水調理も可能です。